初恋の先で君を愛せたら

迷って、迷って…気づいたら、一週間近くが経ってしまった。


僕が出した結論は、『メール送ること』だった。

迷っている間、寝て起きるたびに色ちゃんへの思いは不思議と強くなるばっかで、いつの間にかメールを送らないと気がすまなくなってた。


僕は久しぶりに自分の部屋にこもって、ノートに 書かれたアドレスを打ち込んだ。


from;blue-sky.91511@doco
mo.ne.jp
subject;黒川那徠です
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ノートの返事ありがとう。
まさか返してくれると思わ
なくて、すごくうれしかっ
た。
メール、遅くなってごめん
ね。
登録お願いします。
じゃあまた!
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