『光瑠君とは、もう友達でしょ?』




 嬉しいのか…

 悲しいのか…


 俺はわからなかった。



 友達。


 友達で

 いいのかなぁ?



 俺は、物足りないと思ってしまったんだ。




 「愛紗美チャン、あのね…」

 『え?何?』

 


 『あっさみ~ん!!光瑠く~ん!!』

 『待って!雅!』


 
 
 雅ちゃんが突然

 俺等を呼ぶ。