次は、、りのだ。

「りのー、ふぁいと!」

「おうよっ!」


りのは、親指をたて、肯定のポーズをとった。


そして、ピストルがなる。



りのはダッシュで借り物のかかれた紙のある場所まで行き、見た。

そして、後ろを振り返りおもいっきり叫んだ。



「げぇぇぇぇぇぇぇえん!」

「Σ( ̄□ ̄;)!?」

「さっさとここまで来いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

「!ッあぁ!」


お父さんは急いでりのの手を取り、走ってゴールした。

因みに、1位。


なんで、お父さんをつれてったのかな。


あとで聞こ。


5レース目。


「菜っ穂ちゃん!がんばってねっ!」

「うん!」


ピストルがなり、菜穂ちゃんが走っていく。

いったい何を引くんだろう。


ここからはよく見えないが、菜穂ちゃんは落雷が落ちたような顔をしていたように見えた。

そして戻ってきて、菜穂ちゃんは叫んだ。


「折谷~!」


士音かな?あたしは菜穂ちゃんの言葉の端を聞いた。士音は得意気な顔をして立ちかけていた。周りの人間は、バカップルを見据えていた。




「圭人っ!」




はい、この会場にいた殆どの人が転けましたとも。フェイントかよ、菜穂ちゃん…。士音は大々的にこけてるし。


そして圭人をつれて菜穂ちゃんはゴール。



次は、あたしだっ!







.