わたしの名前は…




朝――



コウキと私とJr.の
最期の朝―――






今日は日曜、
コウキの親が起きる前から車で病院へ…


小さな個人医。

今から私は人殺しになる…

初めての産婦人科。

女なら、産むために初めて来たかったな…



コウキがやさしく背中をたたく…

「入るぞ…」

受け付けで私たちを見たとたん、そこにいた看護師が

「あ、昨日電話くれた人達ね?」

と、言って、手続き等を進めてくれた

待合室に入ると
朝も早くから数人の
どう見ても高齢者がいた

待っている間増える
中高年から高齢者…


私たちがいるのが不思議なようで、
もう見せ物状態――

それに気付いてか、
看護師の一人が、
別の部屋に私達を連れていってくれた