わたしの名前は…



「でも、ムリに若いとき産まなくても、
ちゃんと育ててやれるようなって産んだほうが、
あんたらどうでも、
子供は幸せだからさ…」





私たちはミホねぇの住所地にある、
地元から少し離れた
産婦人科を紹介してもらい電話で予約した。


朝何も飲食せずに
ナプキンを持って行く…


妊娠週数的に
5・6万円だという…


何だか簡単で、安すぎて
我が子を殺す罪悪感が大きくなった


前日はちゃんと寝て、
体力落とさず来てくださいと言われた


でも、罪悪感と
いろんな後悔とで眠れず、
コウキに腕枕をしてもらっていたのに、
いつものような安心感など全くなかった…


当然だ…
産めもしない子を勝手でつくり、
勝手で殺す…

私なんか、寝不足だって
体力なくて死んだって、
この子の不幸になんか

追い付かない…



死にたいわけじゃない。

でも、
いくらでも自分の身体を追い詰めることをしなくちゃいけないようなそんな気がした…

それは、罪悪感から
単に逃げたかった――
のかもしれない