わたしの名前は…





もともと泣いていた。

コウキの声、ことばを聞いたら、
もっと泣けてきた


「わぁ、ごめんてば!
泣くなよ、オレお前に泣かれんのダメなんだからぁ」


「ごめん…
振られたと思ってて…
ありがとう、コウキ――」

「ごめんな。
でも3日じゃん、
お前と一緒じゃん!
オレを信じろよ!!」



笑いながらコウキが言う。

ケンカは強いかもだけど、ホント、私には弱い人だった…


翌日、コウキの叔母さんに会わされた




「何!かわいいじゃない!
何でコウキなんかにつかまっちゃったのぉ!」


叔母さんをコウキは
‘ミホねぇ’と呼んでいた

ミホねぇは、
一児の母だが年齢より若く見え、
まさに姉ちゃんという感じ


「私も今の旦那の子、
堕ろしたことあるんだ…」


ミホねぇは、
初めて会った私を気遣い、いろいろ話してくれた