わたしの名前は…


「あっ!サキか!?」





ヒトシではやっぱりなかった。



「よかった、
携番替わってなくて。
解るか?オレ、ナルセ…」




驚いた…

久しぶりに聞いた声…
あんまり離れてない所に住んでいるのに、
会うこともなかった…



「どうしたの?」

「あのさ…
お前、知らないだろうと思って…
あのさ…
コウキが…」



何か嫌な予感がした…

(誰かと結婚するとかなら聞きたくないな…)




しかし…

ナルセ先輩は、
私の予想もしなかった事を言った―――



「あのさ…
落ち着いて聞けよ…」

「何よ、コウキがどうしたの?
早く言ってよ。」

「やっぱ知らないんだな…
コウキが…
死んだ―――」

「は?」