わたしの名前は…






最高のセリフ…

バツイチ・子持ちに、
これ以上のセリフはない…


素直にうれしかった。

でも…

素直に甘えられなかった…



ほとんどプロポーズ…


だけど私は、
付き合う関係の、
ハッピーエンドを知らない…

まして、
結婚にいい思い出なんてない…




恐かった…

すぐそこにある幸せが、
余計に恐かった…


ヒトシを愛してしまったからこそ、
ヒトシを私の過去に巻き込んじゃいけない…

自分の過去の出来事、
想いを処理できていない私が、
ヒトシを巻き込んじゃいけない…




そう思ってしまった…。




「ありがとう…
うれしいよ…
でもやっぱり私はやめたほうがいいよ。
私を…
好きになってくれて…
ありがとう。」

「なん―――」

プー・プー・プー―――





私は電話を切り、
すぐにヒトシの携帯を着信拒否に…した―――