わたしの名前は…


「それでも俺はサキの連絡方法が知りたいだけだったから、
何にも飲んでなかったし
何とも思わなかった。」


しかし…
酔ったサトミは、
全く連絡方法を教えず、
挙げ句、飲んでいなかったヒトシに、
アパートまで送ってほしいと言い出す…



「やばいなぁとは思ったよ…
でもあの調子じゃ1人でアパート入れそうになかったし…
何よりサキの携番を聞き出したかった。」



案の定、サトミは1人でアパートに入って行けず、
ヒトシは放置もできず…
部屋まで抱えて行った。

そして、ベッドまでと催促され、連れていき、
こんなんじゃあさすがに聞き出せないと思い、帰ろうとした…



すると―――

「なんで!
なんでいつも男はサキ、サキって!
なんで私を見てくれないの!?」

と、サトミが泣きだした…

人の良いヒトシは、
泣いた女を無視して帰られず…

立ち止まってしまった…

振り向くと…

服を脱ぎだすサトミがいた……