わたしの名前は…


「いいよ…別に…」

「よかったぁ。
しかし、マジだったんだ子供いるの!
サトミちゃんからいるって聞いたけど、
嘘かと思ってた!」

(あ…)

まさかヒトシとは思わず
思いっきり
子供が寝てるって…
言ったね…私………



「あー…
秘密だった?
聞く気なかったんだけど、
サキちゃんの携番聞いたらサトミちゃんが…
だからやめとけって…」



(ん?―――)


何か引っ掛かった…

何か繋がりそうな…

でもその時は、
まだよく解らなかった…


「でもさぁ…
俺、どうしてもサキちゃんが好きなんだ。
子供いても…
それでサキちゃんだと思うしさぁ…」



引っ掛かった何かが解らなくても、
それどころではなかった。


カナムがいての私…


そうヒトシは言った…



その反応が
たまらなく私のキモチを乗っ取って…

止められなかった―――