わたしの名前は…






――――。


笑ってる顔…





カナムにちゃんと私、
笑ってあげられてる?

時々仕事以外でも夜いなくなって、
携帯で話したり、
メールしたり…

大切なカナムの隣で、
カレンになったり
サキになったり…

そうして笑う私は、
本当にカナムに笑顔を見せてあげられてる?


ユウキが好きになった、
サキのまんまの笑顔をカナムも好きなんだ。



やめなくちゃ…

造り笑顔をカナムにこれ以上見せちゃダメだ…

カナムが好きなのは、
ママの、
“サキ”の、まんまの笑顔だもんね…




私の横で安心して眠るカナム…

愛しくて、
可愛くて、
私に安らぎと、
頼られている自信をくれる…



(ユウキは私の寝顔に何を思ってたんだろう…)



守りたい…

自分の欲求を犠牲にしても犠牲とは思えないほど、
この安心しきった
愛しくて、私を強くする
大事な存在を…

ユウキも同じだったかな…