わたしの名前は…




「サキぃ!
合コン行こうよぉ♪」

「私が行けば男が集まる?
それで気に入った奴が私を気に入ったら、また教えんの?
あの女はバツイチ、子持ちだって。」

「あ…ごめん…」



やっぱりサトミだった…




「利用してるだけでしょ?
行かないよ。
どうせくだらない男ばっかりじゃん。
あんたには丁度いいんじゃん?」

「ごめん。
もう言わないから。
あんまりユキトがサキにマジだから、ちゃんと教えてあげようと思って…」



「大きなお世話だよ!
言わなきゃいけない人には、自分で教えます。
お構いなく!
だからユキトに嫌われんだよ、サトミ。
あんたがユキト狙いなの知ってんだよ!」






つまんない。



男も女も、つまんない。



どうせ表面ばっかりで
私のことなんか興味ないくせに…







私は合コンで会った、
“カレン”を求めて会おうと言ってくる人全員に、
ヤケクソのように

「私、バツイチ・子持ちだから!」

と、教えた。