わたしの名前は…







ありえない―――


夕方の飲み会の買い出しに店が開くか開かないかな
そんな時間に。

しかもコウキが買い出し?

ないない。

いつも同期の
イベント好きな富沢先輩と
目立たなぁい、使いっぱみたいな本田先輩じゃん、
買い出し…




頼まれたってそんな、
みんなのお使いみたいなことしないヒトじゃん、
コウキ…





カナムが苦しんでる時に…

何やってんのよ…

行っても欲しくなかったのに…
頼んだことさえしないで…





「もしもし、コウキ!
あんたなにやってんのよ!
朝から行くなんて聞いてない!!」


「ゴメン、急に買い出し頼まれて(笑)…」

「笑い事じゃない!
買い出しなんてあんたじゃなくてもできるでしょ!
カナムが苦しんでるのに何で薬一つ飲ませられないの!?」



「あ゙ー!
うるせぇなぁ!!
人が楽しく飲んでるときに、そんなテンション下がる電話してくんな!!」


「何で逆ぎれしてんの?
キレるなら、
カナムがこんな時に、買い物頼んだ奴に行かれないってキレろ!」

「あ゙ぁ、わかったから!
悪かったよ!
頼むから楽しく飲ませろ。
じゃないとカナム風呂入れに帰んねーぞ。」



「………。」




何の取引きだ…?

どんなお金で飲んでると?


カナムをみるのは、
私との取引か?



何だソレ………