わたしの名前は…



「ずいぶん簡単な面接ですね。」

「面接はね、
これから店で接客教えるから…」

そう言って連れられて行った店で


「はい。制服。
パンツだけになってこれ着て!」




上は胸が見えそうな大きく前の開いた、
丈の短いジャケット。


下は、
スカートと言っていいのかと言うほど短いミニスカート…



「じゃあ、実際マネージャーで練習!」


と、主任が言って
出てきたのは、
笑顔の似合う
かっこいいマネージャーだった。



「オレでもいいんだけど、
若い方がいいでしょ?」


「…いや、誰でもいいけど、
マジでするの?」

「おー!誰でも…
マネージャーはなかなかいかないから頑張れよ!」


「さあさ、はじめよ!」



ニコニコしながら
マネージャーは

「ここでお茶入れて、
おしぼり5本持って――」


楽しそうに説明しだした。



「で、ここで、こうして
いらっしゃいませぇ♪
って、ニコッとね!」


実演しながら

「はい、じゃあ、やってみて!」


なんだか、
ごっこ遊びしているような恥ずかしさ…


少し間をおいたら
マネージャーの笑顔がすぅーっと消え、

「お金もらうんだからちゃんとやりなさい。」



その顔はマジだった――