しかし休んでも
強くなる一方の痛み――
誰かに頼られない状況が怖くなってきた…
(母さん…)
必死で母の勤務先に電話をした。
「救急車呼びなさい!」
それがスッと受け入れられる程、
痛さが限界だった…
しかしどうしてもその前にトイレに行きたいような、
そんな感じがして、
母との電話を切らないまま這うようにしてトイレに向かった
「痛いよぉ…」
痛くて泣くなんて、いつ以来か…
すさまじい痛み…
痛みが頂点に昇ったか――
と、同時に―――
私はトイレいっぱいの血を出した…
「何これ…」
大量の出血とともに
激しい腹痛は、
嘘のように消えた――
「どうした?」
「血が…
すごいいっぱい血が…
何…これ…」
「痛みは?」
「なくなった…」
「ならいい…
とりあえず今日はゆっくり休みなさい。」
「休めって、だって…
これ…」
「母さん仕事中だから。
とにかく休んでなさい。」
どこから血が出ているのかすぐ分かる
トイレの水を流せず
私は血を眺め、
しばらく立ち尽くした…


