わたしの名前は…





膣外射精…




「妊娠できないけどね…」





つい、
つぶやいてしまった


「え?なに?」

よく
聞こえてなかったみたい。


「ううん…
何でもない…」



「…そっか。
寝るか?…」



何を言ったか気になるけど、
あえて聞かない…


聞けない…


そんな顔をして、
コウキは再び私にキスをした




私の大好きなコウキの腕枕…

それをされているだけで
涙が出てきた



うれしいでも、
かなしいでもない、涙が…

何も言わず
涙を手で拭うコウキ



静かに、静かに


音のない会話をして
2人は眠りに就いた――





何も夢をみることもなく

朝、
週間づいた時間に目が覚める――



あ!
体温…




コウキを起こさないようにバックに手を伸ばし
体温計をくわえる