「イタァ~イ!!!何するんですか、小夜姉さん!!!」 ポチが、私にお腹を踏まれた痛みで飛び起きる。 「うるさ~い!ポチさんは、静かに寝とけばいいんですよ!!」 「・・・すいません。」 ポチは、私に睨まれて、驚いた様子で素直に謝った。 私は、そんなポチを相手にせずに、そのまま、押入れの中へと入っていった。 (もう・・・・何でこんなトラブルばっかり・・・・はぁ~・・・) 私は、押入れの中でも、しばらく、怒りが収まらなかったが、いつの間にか、眠ってしまっていた。