肉食女子×草食男子

俺も急いで家に入った。



「あら、奏早いのね。」

「奏奏奏!保存液〜!!」

「遅い。コーヒー豆。」



母さんと亜紀ねぇと由紀ねぇが玄関に来た。


しかし3人の視線は俺ではなく女の子。



「あら、お友達?」


「いや…友達っていうか。」



俺は言葉を濁した。


道を歩いたら降ってきたなんて言えねぇしな…。



「まぁ上がってもらえば〜。」


由紀ねぇの声に他の2人も頷いた。



「すみません、お邪魔しますわ。」



!!


靴のまま家に入った。


「ちょ!靴脱いで!!」