あ……言ってしまった… あんなに強く振りほどいたのも初めて 驚いた顔してる… 「美央…?」 目頭が熱くなる 「美央の考えてること判るよ?」 「由希?」 「美央。俺はそのくらいじゃ……」 陽介? そこまで言うと私の耳元に近づいて 「美央の事キライになれねぇから」 「な?」 キミはいつからそんな優しい瞳をするようになったのですか? 陽介の甘い表情にドクンッと胸が跳ねる 「うんっ…」