でも……


「………いいよ。」 




「……はぁっ!?
な、何言っちゃってんの?」



慌てふためく陽介…




「だから………シよ?」



私が言った瞬間視界が変わる。
見えるのは空と陽介…
押し倒されてる…


キュっと目を瞑る













何かが起こる気配が無い



そっと目を開けると


凄く真剣な顔で…





「やっぱり……何かあっただろ?」


嬉しい…
私の変化に気付いてくれて
それだけで十分デス




「な、何もっ…今のは忘れてっ」


私は陽介の下からスルッと抜け出すと




ちゅ

触れるだけのキスをして屋上をあとにした。