今日に入ると
入り口付近の男子が

「姫ぇ〜おはよー」

と、
姫と言うのは多分中三のときのプリプリグランプリ(強制参加)で優勝したときに着いたあだ名のようなもので、同中の男子によって広められた




「おはよう」



微笑みかえすと



「て、天使だぁ」



といって走って行ってしまった。



席に着くと


「朝からモテて。」



「由希ィ……」

この子は親友の由希。
大人っぽくてカッコキレイ系な由希は女の子にバレンタインのチョコをもらうこともしばしば…


「ね、それより!!!本城君と付き合ってるってマジ??」


ええーーーっ 



「な、な、なん…で…?」




「えーっとねぇ、ゆ…」



「俺だよん」

ってか誰だ…

私が唖然としていると


「ってめぇか!!!!」



バコッという鋭いおとと共に私の視界からは優斗君とお目われるひとは居なくなった…



「…よ。」


と、同時に私の背後から低くて甘い声がかかり頭にポンポンと感覚があった


「お、おはよ…///」


ぷしゅーっと
効果音が聞こえて来るくらいの赤面をしてみてた私に耳元で



「…思い  だしちゃった?」


っと


そんな私たちを見て、

「「朝からラブラブで。あー痒い痒い。」」


と、息の合った二人が。



「そーいえば…誰?」


このいかにも遊んでます。
と言った感じのチャライ人は


「俺のダチ相良 優斗」


へぇ…確かにカッコいい…
流石は陽介の友達


「陽介…あのねっ」


私の自慢の友達も紹介しないと。


「こっちが由希。私の親友!」


「し//もぅっ美央っ」


親友ってコトバに照れている由希…


「へぇ…で。優斗とは?」


は?


由希と優斗くん?



「「只の幼なじみだから。」」