「でね。優斗がさ……」


優斗くんのコトをひたすら語る由紀。

幼なじみと言えど…
絶対恋する乙女だよ
優斗くんのこと話す由紀は



――――ピロロン♪




メールだ。



怖い





怖い





「美央?メール見ないの?」



「え?……あ……」




「どーせ、本城君でしょ?私が見たげよっか?」



「だっ………ダメッ」


ダメぇ!!
陽介じゃないのは判ってる…

きっと



ゆっくり携帯を開き未読メールをひらく……




「きゃぁっ……!!」