｢そーゆーことかよ。｣
…陽介
｢座れ。本城｣
｢悪いが先生、でてってくんねぇ？｣
もの凄い形相で睨む陽介に逃げるように去っていく
怒ってくれるのは嬉しいけど
これ以上荒立てたくないのも本音。
『…本城くっ』
｢やってることがせこいんだよ!!｣
―ガシャン―
『『…ヒッ』』
｢よー…｣
｢同感。｣
『優斗くんっ』
｢…何？美央ちゃん苛めて何になるの？…陽介が好きなら陽介に言えばいいじゃん。努力もしないでちまちまちまちま…ふざけんなよ｣
優斗くんのこんな冷たい顔始めてみた。
ミンナも信じられない…という顔をしている。
そんな中男子が次々と立ち上がり｢そうだそうだ｣と
｢………ありがと｣
もう大丈夫。
私には味方がいる。
頼れる親友…彼氏がいる。
｢松永美央……私を侮辱して
許さないから。｣
