美央の手が震えてるのが判る。 涙が溢れてきているのも判る。 「てめぇら……いい加減にしろ!!!」 『キャッ♪陽介様ぁもっと怒鳴っ……』 ――ガンっ―― 近くのごみ箱を蹴った キモい奴らはシラけた顔で散っていった 「……行くか」 「うん。」 いい気分な訳が無い… 微妙な空気のまま教室に入る 「あっ…美央っ!!」 「!!陽介!!!!!!」 ウザイのがもう一匹…