「そりゃ、そうだけど……」 「彩ちゃん、桜華の面倒はちゃんとみるから、安心しろって!!」 あたしの結婚相手にまで、ちゃん付けされるこの人は本当に何者なのだろう…… そもそも、周りからは必ずちゃん付けされているような…… 生まれてきて20年経った今でもこの謎は解決できない。 白いタキシードをきた忍はこれから結婚するとは思えないほどリラックスしている。 「それじゃあ桜華、アタシたちは先に行っているからね。」 お父さんの腕が肩にかけられているお母さんはそういって、でていってしまった。