キッパリと言う彩に思わず笑ってしまった。 ────俺の夢……それは彩との結婚だった。 記憶喪失になった俺は、ある日、彩と結婚式をあげている夢をみたのだ。 「でも……本当にアタシなんかでいいの?」 「え?」 「だって、智也は社長さんなのに……。」 そう。俺は大手スイーツメーカーの社長なのだ。 彩とは高校時代に知り合い、恋をした。