扉を開けられると真っ白なライトと共に、割れるような拍手が俺たちを迎えた。









彩は隣で頬をうっすら紅潮させているけど、幸せそうな表情をしていた。





広い会場のなかの隅に立つ秋人を見つけると、向こうも気づいたのか、モデル顔負けの笑顔でウインクをしていた。