部活が終わった。

「花奈先輩、今日元気ないですよ?『レ』はでてましたよね?」


「うん。。ちょっとね。」

「花奈ちゃん大丈夫?」


春川先輩が優しく話しかけてくれた。
やっぱり先輩は、優しいんですね。


今日は、来てるかな。。

早く行かなきゃ。


「花奈ちゃ…。」

「春川先輩ご心配ありがとうございます。私急ぐのでさようならー!!」



走る。
不安いっぱいに…

まるで迷子のように…。



~♪


ぁっ!!この音


「よっ!カナクソ!!」

いた。。
良かった。


「って、お前何泣いてんだよ!!」

えっ?
泣いてる?


ほっぺを触ってみる。

ぁっ…私泣いてる。
なんで泣いてるんだろぅ。。