「ない…」 1番にそう言ったのは−… 彩だった。 あたしのは…? 「あった〜」 「ない」 ほぼ同時に他の2人も声を上げた。 番号を見つけていないのはあたしだけ。 「ぁ… あった…」 あたしは見つけてしまった。 自分の番号を−…