「ねぇ,広人くんがどうしたの?」 「あっ麻由ちゃん。広人くん,学校に来てなかったんだよ。 いわゆる不登校!なのに長宮神社に大晦日の日いたんだよ。」 「え?不登校…?なんで?」 「わかんない。でも色々噂あるよ。転校したとか…引きこもりとか…まあ先輩とつるんでたし,色々あったんぢゃない?」 「そうなんだ…」 この時 何も感情がないのに広人を 気にしてたんだ。 多分初めてだったからね。 身近にこういう人がいたから。 可哀相って思う事しか できなかった。