僕等がみた空の色







終業式で朝ごはんを食べた、中庭に面する階段に座って汐を待つ。


職員室に用事があるらしい。


一月はまだまだ寒い。


白い息を吐きながら、体を縮こませて場所の選択ミスをした自分を恨む。



誰も来ないのはいいけど、…寒い。


ここ以外思い付かないし、我慢しよう…。


などと考えていると、ほっぺたにほどよい温かさを感じた。


「ゴメンね六花ちゃん、遅くなった。」


後ろを向くと、ホットココアが入った紙コップをあたしに差し出しながら微笑む汐がいた。



「ありがと、座って?」



素直に受けとって、隣に座らせた。


よし、……どこからどうやって話そうか。