「ゆうゆう~っ。こっちおいでーっ。」 「えっ?」 どう考えても無理だよね。夜琉は私の髪でくるくるしてるし。 でも紅雨呼んでるし。 チラッと夜琉を見るとバッチリ目があった。なので 「ごめん。いい?」 「ちっ」 と言う舌打ちと共に手を離した夜琉。ニコニコ笑いながら夜琉を見る紅雨。 私は紅雨のところに行った。 「ゆうゆう~っ」 と言い『ムギュ』と抱きついてきた紅雨。 …弟みたい。