「そうですけど。」 と、強く言われた。 俺は、この子に気づかれないようにそっと口角をあげた。やっと見つけた。百獣の王を変えられる唯一無二の存在。 この子はきっと夜琉を変えてくれる。 俺が想像してた子よりも、はるかにぴったりな子。 あの夜琉に想像しい存在。 だからまずは夜琉に会ってもらう。絶対に。