まだ微かに意識のある星龍の下っ端の声が静まり返った溜まり場に響いた。 「総長ーーっ!!!!!」 泣き声になりながら必死に叫んだ意味もなく、 「ーー璃玖 黙らせろーー‥。」 『バキッ』 意識を失った。酷く冷酷な夜琉によってーーー。 夜琉の足元には意識のない星龍の総長が転がっていた。