「各自持ち場につけ!! 行くぞっ!!」 ブッブッブォーン!!! 改造車のけたたましい音とともに直也を先頭にバイクの集団が那龍倉庫を出て行った。 ーーーーーー 幹部部屋に1人取り残された璃玖は縁狼と縁鷹が那龍より先に出て行く様子を2階の窓から見ていた。 「さぁて、那妃に手を出した馬鹿ーー星はいつまで保つかな? ーーーーふふっ。 …ゲームスタート。」