「…。」 聖は下を向いて何かを考え始めた。 「弘樹さん、紅雨さんこいつら見ててくれてありがとうございます。」 「いいえ♪」 「2階で夜琉さんと璃玖さんがお待ちです。」 直也が弘樹と紅雨をまっすぐ見て言った。 「あー分かった。」 「んじゃあ後でね☆」 弘樹と紅雨がそれぞれ言葉を返すと二人は足を返して倉庫に向かって歩き出した。