「わかりました。乱闘が始まってからは車の中は那妃1人に?」


「いや、芯をつける。」


「車の周りには?」


「配置しない。目立たないようにする。」


「…聖を車の中に待機させましょうか?」


俺がそう提案すると、夜琉さんは考えているようだ。


「夜琉、聖は縁鷹の総長だし念には念をいれとけば?」


璃玖さんが夜琉さんに言うと


「ああ。」


納得した。


「んじゃあ、俺も弘樹と聖のとこ行くーっ☆」


と言って紅雨さんはすぐに出て行った。