「縁鷹は了承の上でここに来たの?」 「はい。那王と那妃を見届ける権利は俺達にもあるはずだと。」 「ーーーそうだね。縁鷹の総長は確か……聖だったね。」 「はい。呼びますか?」 「お願いしていい?」 「もちろんです。」 俺はそう言うと翔を見た。すると翔が 「聖!!来い!!」 と声を上げる。 すると聖が走ってこっちに向かってきた。