「で、報告ってのは芯さんが夜琉のお父さんに夜琉のことを報告することだよ。」 「なんでそんな事するの?」 「あぁ、それは夜琉がめったに本家に帰らないから。」 「そっか。」 私が夜琉を見るとなんだか夜琉は可愛く見えて、無意識に夜琉に向かって手を伸ばしていた。 私の手が夜琉の首筋に触れると夜琉はゆっくり私に顔を向けてきた。 視線が絡んだところで私は囁く。