「夜琉さんがかいな?どないしたん?」
「那妃を拉致ろうとした馬鹿な族を潰す。」
低く威圧するような璃玖の声を聞いた総長達は那妃が大切にされていることを悟る。
「那妃さん見れるんなら、かまわんわ♪」
「やっと見せてくれるんですか?」
「秋ごめんね。紹介遅くなって。那妃の噂は凄いんじゃない?」
情報収集もしている智蘭。
「凄いどころじゃないですよ。」
「どんな噂あるんかいな?」
「那龍を変えた女。簡単に言えばこんな感じです。」
「簡単に言い過ぎやわ!!」
たわいもない話で盛り上がってきた頃に部屋の扉が開き、夜琉が入ってくる。

