「クスクス。由莉さん、貴女はすごい人ッスね。俺は智蘭‐チラン‐総長代理秋‐アキ‐って言います。」
「よろしくお願いします。」
「智蘭も由莉さんに仕えるッス。」
「なら決まりだね♪んじゃあ下っ端たちにも会ってもらいたいんだけどいいかな、由莉ちゃん。」
「璃玖、私が断ると思う?」
「いや。」
「んじゃあ、みんなで広間でパーティーだね♪紅雨、そこにいる弘樹起こして。」
「あいあいさーっ☆弘樹ーーっ♪下でパーティーだって璃玖が」
「…。…寝させろ。」
「もぅ~弘樹。」
穏やかな空気が漂うなか、私たちは下に降りていった。

