夜琉に鏡を向けると
「…うまいな。」
「ありがとっ。」
私は左の耳元にしかないメッシュをつかい、編み込みを2つ作り耳の後ろをピンで固定した。シルバーと黒が巧い具合に編み込まれている。
そこに軽く髪を掛け、横髪の長さを左の方を長くする為右の横髪をピンで少し引き上げる。
後ろ髪は全体のバランスを取るように、軽く自然な感じで流し、夜琉の特攻服に違和感のない自然な感じにした。
特攻服を着た夜琉を見て、どうしてもしたくなったのだ。
夜琉が嫌がったらするつもりはなかったが、何も言わなかったのでした。
その後、5分で私も胸まで伸びたストレートの髪を緩く巻いた。
「髪いじるの好きなのか?」
「うん。」

