「まだ熱がある。話は後で、だ。寝ろ。」 「‥。」 まだ一緒にいたい。せっかく幸せな気分だったのに寝たくない。 そんな私の様子に気づいたのか夜琉は私の寝ているベッドに入ってくる。 「えっ!?ちょっと、よっ夜琉!!!」 ベッドに入った夜琉は両手を伸ばしてきて、私を引き寄せ、ギュッとして目を閉じた。 夜琉の心臓の音もいつもより少し早く打っていて、何故か安心して夜琉と一緒に眠りに落ちた。