その後、言い出しっぺの私がお金をだそうとしたのに結局夜琉が払ってしまった。 倉庫に着いてからはいつも通りに、侑や颯たちと遊んだり、倉庫に置いてある雑誌やテレビを見た。 そしていつもの時間、7時に倉庫を出た。 送ってくれる人は日によって違ったりする。大抵夜琉だが、夜琉と紅雨だったり璃玖もいたりする。 運転手は必ず芯さんだ。 「芯さん、夜琉。今日はありがとう。また明日ね。」 「ああ。」 「はい。お気をつけて。」 と言って送ってくれた2人に礼を言ってから家に入った。