「あーじゃあ、あの人の店でよくない?」 と璃玖が夜琉を見た。 「やだ。」 やだ、とかかわいいだろ。 「じゃあファミレスでも行く?食べるどころじゃなくなるけど。」 それは私が嫌だ。メスブタが五月蝿いし。 「…。」 「あーファミレスでいいんだ。」 と黒い笑みを見せる璃玖。 「ちっ。勝手にしろ。」 「んじゃあ、あの人の店ね♪」 勝ち誇ったように言った璃玖を見て、あの人って誰?と思ったが行けば分かるので聞かなかった。