車に乗り込むと夜琉がこっちを向いて 「何話してた?」 「いろいろ。」 「ちっ。」 あえてシカトしよう。車に3分ぐらい乗っていると運転手さんが 「由莉さん…家教えていただけますか?」 「いいですけど。あなたの名前も教えてくれます?自分の名前だけ知られてるのは気持ちが悪いので。」 「え?名前ですか?」 「そう名前です。」 「フッ、芯と言います。よろしくお願いしますね。」 「芯さんですね。わざわざありがとうございます。」 「いえ。当然のことなので。あと私のことは芯で構いませんよ。」