「琉衣ちゃんは、サボリ癖がありそうねえ。 塾サボったら、許さないよ~ん☆」 『塾は来たくて来てるから大丈夫っ!!』 「なら良かった♪」 真奈美先生はあたしに微笑むと、またゆっくり話し始めた。 「あたしね、今度違う教室の室長になるのよ。 琉衣ちゃんの担当、外れちゃうのは寂しいなぁ。」 急な報告に、びっくりしか言葉のないあたし。 『え、先生‥まじ?』