『いやっやめて』


聖夜は聞こうともしない…


聖夜は私の口を自分の唇でふさいだ…


『んっ………』




聖夜の目はまるで,子ヤギを狙う狼のようだった…


怖い…


助けて???


聖夜が私の服を脱がせようとした時…



『イヤッ』


私はとっさに,部屋中に響く声で叫んでいた…



聖夜の動きがピタリと止まった…………