誰? この美人な女の子… ってそんなこと考えてる場合じゃない 『忍この子を今すぐうちへ運べ』 『はい。リク様。』 俺は,二宮リク。 二宮財閥の後継者。 世間的にはお坊ちゃまって言った方が妥当だろう。 まぁそんなことはどうでもいい。 今は目の前にいる子を助けなきゃ すぐに車に乗り込み,家へ向かった。