「あ、海也からメールきてる…
………お前名前なんつぅの?」
「え、知らなかったの?小春」
「ふーん、海也がさ、今度4人であわねぇかって」
「海也って人とあの女の子とあたしたちって事?」
智季はうなずいた。
「べつにいいよ」
「なぁ、キス…していい?」
突然なに言い出してるのかわからなかった。
と言うか、智季がそんな事を聞くことにまずびっくりしていた。
「そんな事聞くやつなんだ」
「あぁ。ビックリした?」
智季はあたしの太ももを撫でる。
「うん、意外とむっつりスケベだったりする?」
「かもね」
智季はあたしに濃厚なキスをした。
「もう、ブレーキきかねぇからな」
もう、意識が薄れていく。
起きたら、朝。
しかも裸。
「ままぁ…なんでともせんせえもはだかんぼなの?」
「愛しあっちゃったの」
「あいしあっちゃったの?」
あたしは智季の頭を叩く。
「なんでもないよ!トイレ行った?」
桜は忘れていたのか、走ってトイレに向かった。

